2021年の振り返り(前半)

今年は怒涛の一年だった。
1. 母が難病に罹患
2. 職場で大変な仕事をふられた(嫌だって言ったのに外資系の会社の業務委託要員にさせられて猛烈に忙しくなった) 。が、転職が決まったのでそこは退職。
3. 介護と転職がほぼ同時に始まり、ストレスで喫煙も始まった
4. 母死亡
5. 父が鬱状態で何もしないため、一人で死亡のあと処理中
6. 猫は脱走して行方知れず

介護は短くてすんだが、父が暴走して疲弊した。これについてはまた別に書きたい。そしてこんなに早く母が死ぬとは思っていなかったので、我々は何も準備をしておらず、今手探りで死後の処理をしているところ。

外国在住の妹は何を勘違いしたか、日本で相続すると現在の居住国にも相続税の支払い義務が生じるので相続放棄するとか言い出した。そんなことないと思うけどな。

父からは妹が相続放棄とかあり得ないからなんとかしろと私に要請が来るので、ストレスは終わらない。

母の死はもちろん悲しかったが、死んで3日で落ち着いた。ものすごい喪失感とか、心にぽっかり穴とかはない。母はいつの間にか私に心のよりどころを与えてくれる絶対的存在でなく、かつてはそうだったが、今は元庇護者みたいな位置に移動していたので、私にとっていなくなることがある程度許容できる人になっていた。

私が先に死んでいたら母のほうが私の死をもっとずっと悲しんだと思うので、こういう順番でよかったのだろうと考えるようにしている。

そして、母は最後に人が老いるとか、介護されるとか、死ぬということがどういうことなのか、私に余すところなく見せてくれた。それこそが母が残してくれた一番の贈り物であろう。私のこれからの課題は、それら一連のプロセスを消化して自分の人生にいかすことかなと思う。

途中からもはや振り返りではなくなってしまった。
反省と来年の目標はまた次回。