初めてのリモートワーク

弊社も緊急事態宣言が出て急遽リモートワークに移行した。ボスはその2週間前から既に一人でリモートワークを始めていた。そして夜飲み会がある時だけ午後から出勤する。こういう時にリーダーの資質があらわになる。そして同時に緊急事態宣言の限界も明確になる。要はうちのボスも首相もダメダメってことではないだろうか。

ケチなボスは最近一人辞めたのに人員を補充せず、リモートワークに移行したことを理由に我々には残業代を払わず、残った人間を上手にこきつかってこの後に来る不況に備えようとしている。自分の飲み代はけちらないくせに人件費にはせこすぎて、働く人間のモチベーションは下がりまくりである。

そして肝心のリモートワークだが、家で働くからこっそり昼寝とかできちゃうのかなーと甘いことを考えていたら、会社にいるのとあまり変わらない忙しさであった。むしろチャットだけで指示をあおがれるので、気が抜けない。ちゃっちゃ反応しないと同僚の仕事が滞るため、自分の仕事だけに集中できるわけでもない。電話に邪魔されないのだけがまあよい点かもしれない。

ただ、往復2時間以上の通勤が週一に減ったのは大きな負担軽減であった。18時過ぎに仕事が終わったらそのまま走りに出られる。戻ってきたらまた少し仕事をして終わり。

しかし仕事量は変わらないので、定時に上がっていたら積み残しがどんどん増えていく。しょうがないので週末にサービス残業で残りを片付けて次の週に備える感じである。

残業分を給料に反映してくれるなら、リモートワークも悪くない。会社も社員が週に1、2日勤務なら、定期代も浮かせられるし、事務所だって縮小できるのではないか。

というようなことをボスにどう伝えるか、つらつら考える週末である。